47都道府県中47位!?埼玉県の医師転職事情

埼玉県の医療の政策をチェック!!

2018年01月11日 10:29埼玉県の医師転職事情

埼玉県独自の政策!?「患者さんのための3つの宣言」


各自治体や医療圏が抱える医療体制の問題や課題を、どのように解決・解消していくのか。
簡単なことではありませんが、何かしらの施策を打ち出さなければ、日本の医療体制や医療環境は徐々に崩壊へと向かっていってしまうでしょう。

そんな中、埼玉県は全国でも類を見ない活動を行っています。
その一つが、「患者さんのための3つの宣言」です。
自治体が提唱するには少々軽いイメージを持たれる取り組みかもしれませんが、これは患者にとっては非常にメリットの大きなものとなっており、恩恵を受けることも可能でしょう。

・十分な説明を行い、医療を提供します。
・診療情報の開示に協力します。
・セカンド・オピニオンに協力します。


 以上が、埼玉県が掲げている「患者さんのための3つの宣言」の項目です。

当たり前のことと言えばそれまでですが、しかし実際にこれまでの医療現場ではこれらすら積極的に行われていなかったことは事実であり、県自らが患者に対してこうした点を強調し約束することは、医療環境の改善や集患にも大きな効果をあげることは間違いありません。

ちなみにこの「患者さんのための3つの宣言」は、埼玉県と一般社団法人埼玉県医師会とが協同で行っている取り組みです。
病院以外に診療所も登録し、その数は既に2,000医療施設を突破。今後も増えていくと予想されています。

DMATの特徴と県内の指定病院の指定状況

平成17年に、厚生労働省が発足した「DMAT」

これは、地震や大きな火災などの災害、さらには規模の大きな事故などが起こった時に現場へと向かい、治療等の対応を行う医療チーム「Disaster Medical Assistance Team」の略称です。

医療ドラマなどでよく見られますが、事故や災害などが起こった現場で救助や治療の優先順位を決めるトリアージや、現場での治療、患者の搬送やそれに関連する行為を行うのが、このDMATの大きな役割となっています。
何よりも、特殊で専門的なトレーニングを積んでいる点と、それによって病院に勤務している医師とは異なる能力を備えている点に特徴があります。

埼玉県は、「埼玉DMAT指定病院」を複数抱えているのですが、平成29年までに県内の18の病院や医療センターが、その指定を受けている状況です。
最初に指定されたのはDMAT発足から間もない平成18年の7月10日。
この日に3つの病院及び医療センターが登録され、今後もこの数は増加していくでしょう。



ドクターヘリからみる埼玉県の医療政策


こちらもドラマではよく見られるようになり一般の人にもお馴染みとなった「ドクターヘリ」ですが、埼玉県はこのドクターヘリにも力を入れ、整備と普及に努めています。

初めて県内でドクターヘリの運行が開始されたのは平成19年。
運航主体は川越市にある埼玉医科大学総合医療センターで、午前の8時30分から日没30分前までを運航時間としています。
離着陸ポイントは埼玉県内に550箇所以上あり、もし必要性が高ければ、これ以外のポイントに着陸することも考えられるでしょう。

こうした積極的な医療体制の構築により、徐々に埼玉県の医療環境が良くなっていることは間違いありません。
他県と比較すればまだまだ足りない部分や課題も多いものの、県内上げての医療政策は、今後確実に実を結んでいくことになるはずです。

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